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園のブログ

スマイルデー(幼児活動)

2024-10-31
 
☆スマイルデー☆
ー忍者ごっこー

絵本や紙芝居の読み聞かせを毎回楽しみにしている5歳児クラスの子ども達で、お気に入りは『わんぱくだん』シリーズです。何冊か読む中で今回は「わんぱくだんのにんじゃごっこ」の話に夢中になり主人公達が折り紙で手裏剣を折ったり、新聞紙の剣で遊ぶ場面を見た子ども達は「先生 手裏剣作ってみたい」「新聞紙の剣が欲しいな」と話していました。子ども達の中から「忍者やってみたいな」と呟いた子の声に「私も」「僕もやりたい」と目を輝かせる子ども達の姿がありました。今年の年間保育テーマ「楽しく遊ぼう!みんな笑顔で!」で「スマイルデー」と称して幼児の遊びをする予定だったので5歳児が中心となり「忍者ごっこ」をすることに決めました。


手裏剣を折る手順は、1場面ずつわかりやすく折紙を使って表示し、それを見ながら一人ひとりが真剣に折り、できないところは保育士が少し手伝ってできあがった手裏剣に大喜び。「もう1個作る」と繰り返し折っていくと、いつの間にか友達同士で真剣に折り方を教え会う姿が見られ助け合いの気持ちが芽生えていて成長を感じた瞬間でした。
「スマイルデー」を盛り上げるために忍者の顔はめパネルを作ろうと5人の忍者を描いていると「何色で塗るの」と子ども達に問いかけてみると赤、青、黄、黒、緑とあっという間に決まり、友達と一緒に丁寧に塗ってくれました。園長先生から「この5人は何の術が使えるの」と聞かれると「赤は炎で、青は水で、黄は雷で、黒は夜(闇)で、緑は葉っぱの術」とどこかで聞いたことがあるような術を使いますが、可愛らしいパネルができ上がり、当日は小さい子が顔を出して「ばぁ」と笑顔を覗かせたり、みんなが顔を入れて喜んでいる様子を見て5歳児のみんなも満足そうでした。
「次は新聞紙の剣だね」と新聞を丸めた剣を作ると「剣を入れるもの(鞘)は」「ここにつけるやつ(鍔)が足りない」と発案し始めると止まらない子ども達。できあがった物を身につけていくと「あれ忍者の洋服は」と気づいた子の呟きに「いろんな色のビニールを使えばできるよ」とアイデアをくれた子に保育士も他の子ども達も賛同し、3か所切り込みを入れてできあがったのが、5色の忍者です。
 「スマイルデー」を迎えるまでは、4歳児と一緒に忍者修行として、保育士に見つからないように隠れる「隠れ身の術」をしたり、手裏剣を輪の中に投げ入れる「手裏剣の練習」をし、当日も4歳児が手裏剣投げのコーナーを作り、小さい子に人気の遊びとなっていました。
忍者になるための修行の巻物が届きました!
水に落ちないように『水遁の術』
『手裏剣の練習』輪っかの中に入れられるかな?
敵(保育士)に見つからないように『隠れみの術』
「あと◯日したら忍者ごっこだよね」と待ち遠しかった子ども達は、当日の朝から「早くやろう」と手際よく着替え、友達と相談しながらみんなが描いた的当ての的をバランスよく貼り付けては、3歳児や4歳児に遊び方を教えてくれる係を引き受け最後までやり遂げてくれました。また、グループに分かれて相談し合って描いた悪者(敵)を倒すコーナーでは、倒れる度に段ボールを重ねる順番を守りながら積み重ねては、小さい子を遊びに誘ってくれる子ども達の姿に「こんなに真剣に取り組むことができるようになったんだな」と感激すると共に楽しい1日を過ごすことができました。
次回は子ども達とはどんなことをして遊ぼうかと考えわくわくしています。
いたずら忍者を手裏剣ボールでやっつけよう!
剣で敵をやっつけよう!
的に上手に当てられるかな!?
顔出しパネルでみんなも忍者になりました!
社会福祉法人慈光会 若葉保育園

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