園のブログ
こころもち
2022-08-06
先日、こころの温まる場面に出会いました。
泣く園児の表情や動作でその子どもを共感するほかの子ども達。
同年代の友達とこのようなやりとりをしたりすることが、単純に「読み・書き・計算」の数値では測れない、
大切ななにかが、やがてこどもの主体性・自尊心・忍耐力・社会的スキル・他者との関係性を構築する能力などを伸ばすことができるのではないでしょうか。
泣かずにいられない心もちへの共感として
倉橋惣三先生の書かれた『育ての心』の一説を思い出します。
泣いている子を取り囲んで、子たちが立っている。
何にもしない。何にもいわない。
たださもさも悲しそうな顔をして、友だちの泣いている顔を見ている。
なかには何だかわけも分からず、自分も泣きそうになっている子さえいる。

